海さくら代表 古澤純一郎のブログ

6月1日(金)宮城県石巻市湊町一丁目応援の報告

バスに鈴木さんと渡部さんに乗っていただき、

石巻市を案内していただきました。

あらためて、

「ここまで津波が・・・」と。

そして、津波の破壊力にみんな言葉がなくなっていました。

街は、すっからかんになっておりました。

色々な方達が、頑張って、ここまで来たんだ。とも思いました。
震災後2カ月後に行ったときは、
どこから手をつけていいのだろうかという状態だったので。

「瓦礫、ガレキと言うけど、これは、僕達の家達なんだよね〜」という
鈴木さんの顔が忘れられません。

この瓦礫の山に、煙突みたいなものが見えますか?

これは、自然発火しないために、ガスを抜いている煙突なのです。


DSC_0003.jpg

車もまだまだいっぱい積まれていました。

DSC_0009.jpg

そして、下記の写真は、
門脇小学校です。

津波のあと、火事で燃えてしまい、亡くなられた方も多かったところです。

ここで、参加者の女性にこんな事がありました。


参加者女性より:

この日、石巻で危険に感じた事があった。

門脇小学校の前で、一緒に訪れた人達と私が少し離れていた時に、20歳前後の男に話かけられる。

ここの卒業生で、妹は震災当時ここにいた、自宅も被災して(見える家を指し)
仮設住宅にいるというので、真剣に聴いていた。

そのうち校舎内に案内するといいだし、入る気はなかったが、
とりあえず正面のどこからなんだろうと近くまで話をしながら歩いて行くと、
校舎の裏の方にいこうとする。

変だと思い、戻ろうとした時に、出発の合図があったので、引き返したとたん、
後ろから「痛い痛い」と。

振り返り「どうしたの?」と聞くと胃が痛いとうずくまっている。

「誰かよぶ?」と聞くと拒否。仮病だと思うので、立ち去ったけど(案の定、その後普通に歩いてたし)石巻での闇を感じた。 

今後、似たような事で事件が起きませんように。女性の方は注意して下さい。


DSC_0206.jpg

この話を聞いて、僕はぞっとしたし、
彼女が、校舎の裏に見知らぬ男性と行く姿も見ていて、
偶然、友達と会ったのだと勘違いしていた。

後から、聞いて、ほんと違和感があった時点で、
駆けつければよかった・・・ごめんなさい。という気持ちと、
無事でよかった。と思った。

こういう多くの方が亡くなられた場所で、
現実を目の当たりにしたし、
漁船のエンジンをはじめ、色々なものが盗まれているのも現実だった。

日本人は、綺麗なイメージとして、メディアが言っているときもあったが、
「何を言ってるの?」という状況だ。

地震・津波以外の精神的な被災が強まっていると思った。

街の復興計画が出ても、
実行になかなか移れない現実が今あるのです。

例として、
川沿いに防波堤をつくる。という計画になっている。

これは、地震により地盤沈下し、
満潮時には、道路まで水がやってくるし、
今後の川の氾濫なども考えて、絶対に必要なのです。

防波堤は、およさ30メートルの幅が必要です。

そこには、家があり、
一つの家が抵当権に入っていると、
その家があるために、防波堤工事に着手できないわけだ。

こういう細かい事情で、
計画があっても、
実行になかなか移れない現実もあるのです。

防波堤に限ったことではなく、
色々な諸事情で、なかなか進まないのです。

鈴木さんが、ボソッと言った「戦争後の大惨事と一緒だから、
強いリーダーがぐいぐい方向を示して、実行してくれたほうが、
いいな〜」と現実を知った上で、ボソッと言った。

街は、綺麗になっていても、
いまだに計画が実行されていない。

「ここに住んでいいの〜?」「ここで仕事再開していいの〜?」

地震、津波で想像するだけで、
とてつもない恐怖を感じ、その後、小学校で半年以上、共同生活を送り、
今も、先が見えないストレスを抱えています。

僕は、この巨大なストレスの螺旋で、
命を自ら落とす方達の話も耳に入ってきます。

震災後、約1年3カ月もたち、
これから、どんなことがおきてしまうのだろうか!?

精神的な支援も必要不可欠だし、
このように、まだまだなんです。

ほんと、まだまだ、まだまだなんです。

つづく









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