第150回海さくらゴミ拾い 〜OFF SHORE コラボ 〜 プラスチックでアートを作ろう!の報告です。
2019年4月13日(土)
第150回海さくらゴミ拾いを実施させていただきました。
この日は、南カリフォルニアのサーフブランド
「OFF SHORE」さんとのコラボイベントでした。
夏が始まる前に、海岸に流れ着いているプラスチックの多さを一緒に伝えたい。
ただ拾うのではなく、拾ったものから、また発信できるようにできないかと考え、
拾ったプラスチックで、「タツノオトシゴ」と「OFF SHORE」のロゴを描くことにしました。
参加してくださった方は、
「日頃ゴミ拾いに参加しているけど、こんなにプラスチックに注目して拾ったことがなく、
こんなにあるんだ〜!」と、あらためて海岸にプラスチックがあることを認識してくれたり、
初参加の方達も現場で見て、拾って、色々なことを感じてくださいました。
またこの活動をNHKさんが、
18時45分 20時45分のニュースで取り上げてくださり、
多くの反響がありました。
ただプラスチックを拾うだけではなく、それをアートにして、
継続的に伝えられること、そのアイディアが最高!と色々な団体や、各省の方に
「マネします!」と言ってもらいました。
過去に、タバコのフィルターカヌーや、タバコフィルター自転車、
吸い殻くんという本も、そいうった発想でした。
たった30分でこんなにカラフルなプラスチックを拾いました。
見てください!!
絵具のようなカラフルなプラスチックです。
当日も皆様にお伝えしたのですが、上重カメラマンが、事前に
神奈川環境科学センター様からお借りした、色々な種類のマイクロプラスチックがあることを
伝えました。神奈川環境科学センターの皆様、ありがとうございました。
ちょっとだけ、説明します。
こんな種類があるんですよ。
ポリエチレン
ポリプロピレン
発砲ポリスチレン(破片)
発砲ポリスチレン(漂着PS球)
ポリプロピレン(樹脂ペレット)
ポリエチレン(樹脂ペレット)
エチレン酢酸ビニル樹脂(中空球状MP 樹脂系被覆肥料殻)
ポリウレタン(中空球状MP 樹脂系被覆肥料殻)
エチレン酢酸ビニル樹脂 (緑色へら状MP ポリエチレン)
私は、この知識があったのでポリプロピレン(樹脂ペレット)を拾ったとき、
宝物を見つけたような気持ちになりました。最初は、米つぶと思っていたので。
つまり、プラスチック・マイクロプラスチックには、本当に色々な種類があるのです。
肥料の皮の部分だったり、人工芝だったり、クッションの中身のビーズみたいなものだったり・・・
生活の色々なものが、分解され、海岸に流れ着いています。
しかも流れ続けているのです。
このままだと、2050年に魚の量よりプラスチックが多くなると言われるのが、手にとるようにわかります。
海岸にあがらないプラスチック達は、海にながれ、魚や海鳥が食べてしまい、いつか人間に戻ってくるのです。
プラスチックは海で毒性のものを吸着するといわれており、ますます、なんとかしないといけないと思います。
現場で体験・体感をしてもらうために、
やはり「楽しい!」は大事ですね。
また充実した1日を過ごすことができました。
参加してくださいました皆様、
いつも応援してくださる皆様、
ありがとうございました。
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参加人数:170人
可燃ゴミ:15袋
不燃ゴミ:15袋
拾いました。
NHK首都圏ニュースで放送された動画は、下記から1週間くらい見れるようです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190413/0028315.html
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それでは当日の様子を上重泰秀(じょうじゅう やすひで)カメラマンの写真で報告します。
次回、第151回海さくらゴミ拾いは、
映画「海獣の子供」コラボイベントです。
2019年5月18日(土)10時〜11時30分 (集合9時45分)
詳しくは
皆様、お待ちしております!!
- 2019.04.16 Tuesday
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- 20:36
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- by umisakura