釘のない海の家 ワークショップ「天幕に絵を描こう」の報告です。
NPO法人海さくらと、日本財団主催の
「釘のない海の家」
は、
7月1日の海開きと同時にOPENいたします。
8月末日まで、ライフセーバーさんの待機所や救護所や組合事務所やDJスペースとして、
約2か月、片瀬東浜で活躍してくれます。
この「釘のない海の家」を通じて、海(自然)について色々な「想像」を膨らませていただき、
目の前にある自然環境を「自分ごと」として向き合ってもらえるキッカケとなり、
海がキレイになればと願いを込め、海と日本プロジェクトの一環として誕生しました。
*「釘のない海の家」は、釘を使用せずに建築されており、材料は間伐材を使用しております。
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そして、先日
2017年6月3日(土)に
「釘のない海の家」の天幕に絵を描こうワークショップを実施させていただきました。
〜天幕に絵を描こうワークショップを開催させていただいた理由〜
「家をつくる」となると、多くの皆様は、施工会社を選定して、デザインしてもらい、
建設してもらう。というイメージがあると思います。
でも、大昔の人達は、自分達で家をつくり工夫をして、暑さや寒さ対策、快適さなどを
追及してきましたね。自然環境と共存し、たまには壊れてしまい、自分達で建てたからこそ、
自分達で直し、また修繕しながら生活を継続させてきたと思います。
自分達の手で、作り上げていく事で、その「家(物)」に愛着を生み、大切にし、そこから
何かを学び、「自分ごと」として「家(物)」をとらえ、意味と広がりを考えてくれると思いました。
今回の「釘のない海の家」は、信頼ある、木のプロフェッショナル集団「長谷萬カスタムホームズ」さんが
施工を大きく見守ってくれますが、なるべく、自分達の手で作っていきたいという思いがあります。
天幕のデザインを、アーティスト「野老朝雄(ところあさお)」さんにお願いしました。
△や□が組み合わさり、色々なつながりを表現し、魚やタツノトオシゴや、クラゲやアマモを描いてくれました。
そこに、ちびっ子たち約30人でそれぞれに色を塗ってもらい、それぞれの生物に命をふきこんでくれました。
片瀬小学校の体育館をお借りしちびっ子たちが集まってきたとき、元気ハツラツで、体育館を走り回る姿をみて、
描かれた魚たちの色は、大変なことになり、それもまた最高の味となり、片瀬東浜で約2か月間、存在感を出すのだろうと!!
思いました。
でも、実際に始まると、あんなに暴れていたちびっ子たちは、真剣そのもので、そのギャップにビックリしました。
完成すると、嬉しそうな笑顔が広がり、見ている自分も嬉しかったです。そして、7月に自分達で描いた天幕が、
灼熱の太陽とコラボレーションし、ひかり輝く姿を見に来てくれると思いました。
多くの皆様の多大なる協力のもと、素敵な本当に素敵な天幕が出来ました。
いつも感謝でしかありません。ありがとうございました。
これから、6月10日(土)13時から釘のない海の家のアーチを作ろうワークショップも実施します。
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それでは当日の様子を上重泰秀(じょうじゅう やすひで)カメラマンの写真でお楽しみください。
- 2017.06.06 Tuesday
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- 08:39
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- by umisakura
みんな真剣な表情でステキ。
遊びに行けば良かったぁ…。
あ、子供限定だからダメかぁ… (笑)