海さくら代表 古澤純一郎のブログ

TERUMOさんと会ってお話しました。

 先日、
6月5日(火)に

海岸に流れてくる注射器のメーカー
TERUMOの社員の方達と会いました。

usnocyu.jpg

注射器を机の上に置き、
「この海岸に流れてくるのか、落ちているのかよくわからないが、
注射器が危険すぎるので、なんとかならないか!?」


★今までに注射器が落ちているクレームはありましたか?
→あった。

★その後の対応は?
→メーカーとして、感染性廃棄物の処理方法を徹底してエンドユーザーまで
啓蒙した。(紙ベース)

★でもなくならないですね。どこから出てきたのか知る上で、
あのオレンジのキャップを4種類くらいにわけて、製造するのはどうか!?
つまり色が違うキャップを製造し、神奈川県は、青。東京は、黒。など、
どこから、注射器がでているのかを絞っていくのはどうですか?

→医療において、注射器の使用側への変化は、混乱を招くから、
注射器のキャップを変更させるというのは、コストの問題も、
使用側の問題も含めて、慎重にならなくてはいけないし、現実できない。

★では、特定できるようなバーコードを注射器に印字は?
→1日多い時で20万本製造しているから、バーコードを
それぞれに印字するこで、コストが跳ね上がり、病気の人が
手の届かない注射器となってしまうため、NG。

★では、どうする?
→メーカーとして、今後、針のない、注射器を発明するとか、
色々と考えております。

★昔、空き缶のプルタブありましたよね。
指輪みたいにしていたものです。あれは、メーカーがそのまま缶につけるようになってから、海岸からプルタブのゴミがほぼゼロになりました。
足をあれで切ったりする人がいなくなりましたね。
→今後、考えていきます。

★で?
「・・・・・」

結局、TERUMOさんから、
警察にこの状況をお話しにいくことになりました。

また再度、メーカーから先の廃棄物処理の啓蒙を
呼びかけてくれることになりました。



でもね、正直、イマイチの反応でした。
この注射器で多くの方の健康が守られています。
その事実も知ることが出来ました。

それは、素晴らしいことです。

健康を守り、海岸に注射器がなくなれば、
もっと素晴らしいですね。
きっとその2つもトゥギャザーできます。

注射器を普通の廃棄物としてゴミ箱に
捨てられる県や市と、有料の市・県があるようです。
藤沢市は、有料とのこと。
(僕自身がしらべてないので、?ですが・・・)

こういう問題もあるかもですね。
近日、藤沢市に再度、行ってきます。

道は、こちらも、長いですが、
じっくりと取り組んでいきます。





海さくら海岸から注射器をなくそうプロジェクト!

usnocyu.jpg 

海さくら海岸から注射器をなくそうプロジェクト! 

 呼び名が長い! 

 なので、

「US NO 注」(ユーエス・ノーちゅ〜)にしました。

 ロゴも制作していただき、
気合いと粘りで、なんとか、
海岸の危険物をなくしたいと考えます。 

またTERUMOさんからも本日電話をいただき、 
来週にお会いする約束ができました。

 また報告いたします。 

 「US NO 注」どうぞよろしくお願い致します。 


海さくらTOPページからも
リンクを貼ってもらっております。


本日注射器メーカーのTERUMOさんに電話しました。

 
江の島の海に御社の注射器が落ちている。

危険。

なんとかしたい。

御社に全面まかせるつもりはなく、一緒になくす努力をしませんか?

とにかく会ってお話がしたい。

と伝えました。

この事実を社内で話し合い、
後日私に連絡がもらえるようになっております。

ペットボトルも、
ガラスの破片も、
色々と落ちている海岸。

製造して、その先は、個々の生活者の責任と常識で動いている世の中。

注射器もその一部といったら、一部かも。
でもね。
あまりに危険なんです。

法律で固められることではなく、
捨ててしまう人の弱さも、考えて、
捨てないようにする仕組は、きっとあると思います。

とにかく返事まちです。
また報告します。






海さくら海岸にある注射器をなくそうプロジェクト!

 以前のブログで、

海岸に流れてくる注射器をなくしたい!そして、
そこにむけて挑戦する宣言をしました。

ゴミ拾いをするたびに、2〜3本針つきの注射器が、
海岸に出てくるのです。

色々なところに行って話しても空気をつかむような
返答のみ。

これはね、ほんと、大変なことだと僕は思うのです。

なんとかしないと!!僕がやる!そんな宣言をしたら、
色々な方から情報が集まってきました。

【ポイント】

★本当に流れてきている注射器なのか!?
→私達のゴミ拾いで発見されるのは、雨のあとなど、街や川べりのゴミが一斉に
海にでたあと、そのゴミ達に混ざっているので、流れてきたのではないかと推測しております。ただし、これは推測。

★不法投棄?
→これもわかりませんが、処理業者が意図的に川や海に捨てている可能性もあります。

★何に使用されている注射器なの?
看護師さんに確認したところ、インスリン投与に使われる物だとのことでした。
通常は、廃棄用の容器を渡しているはずなのに・・・と。


★医療関係者に問い合わせ
注射器の場合、製造ロットナンバーは本体じゃなくてそれを入れていた袋にマークされるそうです。ただ、注射器本体にはメーカーロゴは必ずマークされているはずだからそれを確認してみればメーカーは特定できるはずだそうです。
日本のメーカーのマーキング以外がマークされていたら韓国、中国からの漂着物に確定のようです。

日本国内の病院ならば注射をする時に腕に捲くバンドの駆血帯を外し、人間の体から針を抜いたらキャップをして廃棄箱に針を注射器本体から外して棄て、それから注射跡に絆創膏を貼る、もしくは脱脂綿で抑えるのがお約束の手順なので、漂着している注射器は中国か韓国で不法投棄されたもの、もしくは写真のシリンジはちょっとあまり見ないタイプだそうなので、人間用じゃなく、動物用とか理化学関係用の物の可能性もあるようです。
医者か看護師ならば、何用の注射器かすぐにわかるのでは?と。



上記の色々な話は、私が調べたのではなく、
ゴミ拾い仲間が色々と調べて教えてくれました。
本当にありがとうございます。

でも、今までに私は、市や県にその話をしてきました。
ちょっと動けば、これだけの情報が集まるのに、
何一つ返答出来なかったり、追求しようとしない行政も行政だと思います。
でも、僕達の海だから、あまり人のせいにしても始まらないし・・・

とにかく、少しづつですが、
皆様のお力を借りて、解決にむかっていきたいと思います。

私達が、集めた注射器は、ゴミとして、廃棄してしまっており、
手元になかったので、かながわ海岸美化財団から注射器を
送ってもらいました。(いつも出てくる注射器です。)

DSCN2759.jpg

DSCN2758.jpg

上記、写真を見て、
TERUMO と書いてありました。


ゴミ拾い仲間さんが、医療関係の方に聞いてくれたことで、
注射器をじっくりみて、判明しました。

日本製造の注射器と判明。

では、TERUMOに近日問い合わせをしてみます。

また、このプロジェクトの相棒

星野つよしさんに、
本日、この注射器を送りました。

DSCN2755.jpg

警察、医療関係の皆様など、
星野さんの人脈からさらに情報を集めたいと思います。

TERUMOには、
実際に行って話を聞いて、
皆さんに報告しようと思います。

少し進みました。







海岸に流れ着く注射器をなんとかしたい!

 海さくらは、ゴミ拾いを
68回実施してきましたが、

必ずといっていいくらい、注射器が針つきで落ちている。前回も3本拾った。

子供達が踏んだら大変なことになるし、
大人でもあぶない!

本来、子供には、「海でおもいっきり遊んでほしい」と思っています。

だから、注射器があるよ!と本当はいいたくないのです。

市長や市役所、県に言っても、
空中をつかむような反応しかなく、
もう俺がやるしかない!と決めました。

だって、毎回危険物が落ちていて、
そのままにしておくことはできないのです。

色々な方達に相談してきて、
昨日、

星野つよしアニキに相談したら、
一緒にやろう!と言ってくれました。

本格的に、
海岸から注射器をなくす行動に移ります。

やってやるぜ!!

そして、星野つよしアニキは、
自民党から、議会議員になった人です。
今は、衆議院選挙を目指しております。

僕は、海さくらとして、
自民党とか民主党とか共産党とか、
政治的な絡みを「海さくら」に入れたくありません。

そして、ゴミ拾い参加者も個人の自由なわけです。
宗教だってそうです。

自由です。

今までの参加していただいている方は、
わかると思いますが、私は、一切選挙などの誘導はしておりません。

ただ、私一人ではどうすることもできないこともあるわけで、
「注射器を海岸からなくす」という目標を共有してくれたので、
タッグを組みます。


熱い行動力のある人です。

このブログで、報告していきます。
どうかご理解よろしくお願い致します。


私は、相馬市にいってから、
原発の問題についても、
勉強している最中です。

先日もある先生のところにお話しを聞きに行かせてもらいました。

たまたまですが、
星野つよしアニキと河野太郎さんが、

ホシノテレビ(以前に私と山下徹大とラブハンドルズが出演させていただいた
ユーストリームTV)に出演し、
「エネルギー政策勉強会」を配信するようです。

本日5月16日(水)20時30分〜です。

よろしければ、見てください。


そんな訳で、
海さくら海岸から注射器をなくそうプロジェクトをはじめます。

ただの宣言でした。



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神奈川県の江の島で2005年から「目指せ!日本一楽しいゴミ拾い!」をモットーに年間ビーチクリーンを行い清掃活動にイノベーションを起こしてきたゴミ拾い団体。江の島に「かつて生息していたタツノオトシゴが戻ってくるくらいキレイにする」という目標をかかげ、体験・体感を大事にし「楽しく」「楽しめる」活動を継続しています。 団体概要

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